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マーケティングとは その1

マーケティングとは その1

【マーケティングとは】
今日では、製品やサービスをとにかく大量に作って販売していく方法は、もはや通用しません。

 

高度経済成長期ならいざしらず、景気が悪化し、さらにモノが溢れている現代においては、たとえ優良な製品やサービスであっても、作るそばから売れていくということにはならないのです。

 

消費者の需要よりも、供給数が上回っているからですね。

 

そもそもモノが売れる仕組みというのは、あるモノやサービスを欲しがる消費者がおり、それを提供する企業あるいは個人がいることで成り立ちます。

 

過去、モノがあまり無い時代、供給量よりも需要量のほうが多かったために、企業は作るそばから商品やサービスを無理なく販売することができました。

 

つまり、かつて作り手・売り手が優位な時代だったのです。

 

それが今ではどうでしょう。

 

食品も、洋服も、住宅も、車も、数多くの企業が競うように生産し、大量に販売されています。

 

日本の人口から考えてみても、供給過多なのは明らかであり、ただ作ったからといってそのまま売れるということはなくなりました。

 

いくら「うちの野菜は美味しいよ、新鮮だよ」と売り込んでも、すでにお腹がいっぱいの人は買ってくれないのです。

 

そこで必要となるのが「マーケティング」です。

 

マーケティングとは、提供側の都合によって好きなように製品を製造・販売するのではなく、マーケットつまり市場に適合するかたちで製造から販売までを最適化することです。

 

言い換えれば、「売れる仕組み」「買ってもらえる仕組み」となるでしょう。

 

情報を収集し、企業戦略や戦術を構築しながら、より良いサービスを顧客に提案することが重要となります。

 

マーケティングとは

 

アメリカの「マーケティング協会」は、マーケティングを次のように定義しています。

 

「マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである」

 

また、マーケティング研究の第一人者であるフィリップ・コトラーの定義もみてみましょう。

 

「マーケティングとは、価値を創造し、提供し、他の人々と交換することを通じて、個人やグループが必要(ニーズ)とし欲求(ウォンツ)するものを満たす社会的、経営的過程である」

 

いずれにしても、ポイントとなるキーワードは「顧客」「価値」「創造」「交換」「必要(ニーズ)」「欲求(ウォンツ)」あたりとなります。

 

これらのワードから、マーケティングを定義しなおしてみると、次のようになります。

 

「マーケティングとは、顧客にとって必要(ニーズ)で価値のあるモノやサービスを、欲求(ウォンツ)にそって創造し、等価交換によってスムーズにに提供できるようにする仕組み。あるいはその過程(プロセス)」

 

マーケティングをどのような言葉でとらえるかは人それぞれですが、ポイントをしっかりおさえて理解するようにしてください。

 

個々人で、それぞれが覚えやすいように定義しておけば、あらゆる場面でマーケティングに必要な要素を思い出すことができるでしょう。

 

実際の現場において活用できなければ、どんなに優れた理論や法則も意味がありません。

 

暗記するのではなく、腑に落ちるまで工夫してみてください。

 

 

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