経営を学ぶ-経営学・MBA・起業・ネットビジネス・リアルビジネスなど

究極の目的意識を持つ

究極の目的意識を持つ

プレゼン上級者と一般的なプレゼンターとの違いは、何があるのでしょうか?

 

もちろん、話し方やスライドの作成の仕方・使い方などのテクニック的なものもあります。

 

ですが、今回はそれよりももっと大切な「目的意識」について考えていきましょう。

 

究極の目的意識とは

 

まずは、世界的なプレゼンターのプレゼンをYoutubeなどの動画で見てみましょう。

 

淡々と事実だけを話している人は、ほぼいないはずです。みんなその内容について「情熱」を傾けて話をしています。

 

例えば、スティーブ・ジョブズのプレゼンで「性能だけを説明し、製品を買ってくれ」と単に言っているわけではないのです。

 

もちろん性能も伝えますが、それにプラスして「この製品への想い」を伝えながら、「この製品で人々の生活や世界を変える」くらいの情熱を傾けて話しています。

 

だからこそ、聴き手は感動するし、心を動かされてアップルやジョブズのファンになってしまうのです。

 

ジョブズを初め、世界的に影響力を及ぼすようなプレゼンターや経営者は、「目先の儲け」というより、情熱を傾ける「価値や使命感」をもって行動をしているようです。

 

これが、究極の目的意識であり、プレゼン上級者の共通点でもあります。

 

究極の目的意識を持つためには

 

では、これからプレゼンをしていく人はどうしたらよいのでしょうか?

 

急に上級者のような「究極の目的意識」が持てるわけではないので、徐々に持てるようにしていきましょう。その時のポイントをいくつかあげてみます。

 

1.仕事を好きになる。もしくは好きな仕事を選ぶ。

 

2.自分の情熱を傾けることを明確にする。

 

3.その情熱を聴き手に分かりやすく伝える。

 

それぞれ、説明します。

 

1.仕事を好きになる。もしくは好きな仕事を選ぶ。

 

仕事自体が嫌いでは、プレゼンをしていても聴き手が感動するような話は出来ません。

 

まずは、好きな仕事に就くことが前提です。

 

嫌いな仕事であれば、仕事を変えるという選択肢もあるかと思いますが、現実的に考えれば今の仕事を好きになる努力が必要です。

 

どんな仕事であっても少なからず誰かの役に立っているのであって、好きになれる部分があるはずです。

 

もしくは仕事のやり方を変えてみると、今までと違った視点で仕事を見られるようになることもあります。

 

どうしても今の仕事が好きになれないという人は、思い切って仕事を変えることも考えなければなりません。

 

2.情熱を傾けることを明確にする

 

例えば、製品のプレゼンをするときも「製品の性能」を伝えるだけでは単なる説明になってしまいます。

 

プレゼンというのは、「その製品・サービスを使うことによって、聴き手(例えば購入者)が受けるメリット」まで伝えることです。

 

それを伝えるには、「自分が聴き手だったら、絶対に一番に買う」というような製品・サービスへの想いや、「この製品・サービスによって、聴き手(購入者)の生活をより良く変化させるんだ」という情熱までを伝える必要があるのです。

 

例えば、あなたがパソコンの営業をしていて、過去に仕事が忙しく家族と過ごす時間が取れなかったという経験があり、過去の自分と同じ境遇の人のために何かできないかと思っていたとします。そして、その想いを踏まえたうえで、パソコン販売のプレゼンを行うとしましょう。

 

そのときに、「前の製品に比べて性能が良くなりました」だけでは情熱は伝わりません。

 

しかし、「パソコンの性能が低いために残業時間が長くかかってしまい、家族との時間を減らしている人のために、パソコンの性能をより良くしました」と言えば、相手にもこちらの情熱が伝わるのです。

 

よって、情熱を傾けることを明確にすることが必要となります。

 

3.その情熱を聴き手に分かりやすく伝える

 

情熱は、話し方などから自然と伝わる部分もありますが、「想い」や「情熱」をしっかりと明確かつ具体的に伝えることが大切です。

 

上記のパソコンの例のように、「どんな想いで開発したか」や「どんな人のために使ってほしいか」などの文章にすると、聴き手に伝わりやすくなります。

 

よって、情熱を具体的に明文化しておくほうが良いのです。

 

プレゼンの前に一度、自身が最も情熱を持っている想いの部分を、書き出しておくのも良い方法です。

 

そうすれば、プレゼン本番でどうやったら上手く伝わるのか考えながら話す必要がなく、スムーズにストレートに想いを伝えることができるようになるからです。

 

究極の目的意識を持つ1

 

<事例>
Oさんは精密機器に使われる部品の研磨を行う企業の経営者です。Oさんの会社は中小企業ですので、経営者でもあり同時に技術者でもあります。

 

普段は人前で話すのは苦手ですが、大手企業の部品の研磨の提案を行うことも多く、プレゼンは避けて通れません。それでも大手企業からの契約をたくさん取ってきています。

 

そんなOさんにプレゼンの極意を聴きたい人は多くいるのですが、Oさん自身は「なぜ自分が契約が取れるのか」が分かっていません。

 

しかし、いつもプレゼンに同行する部下たちは、その極意を十分に理解しています。

 

それは、Oさんの自社の研磨技術への「想い」と、その研磨技術を使った部品によって世の中がより良くなっていくという「情熱」です。

 

その「想い」と「情熱」をAさんが熱く語るので、企業の担当者も共感して契約につながるのです。

 

もちろん、高い技術力を持っていることは前提ですが、「想い」と「情熱」がプレゼンの質を上げていることは確かなのです。

 

まとめ

 

・プレゼン上級者に淡々と事実だけを話している人はいない。その内容について「情熱」を傾けて話している。

 

・世界的に影響力を及ぼすようなプレゼンターや経営者は、情熱を傾ける「価値や使命感」をもって行動をしている。これが究極の目的意識であり、プレゼン上級者の共通点でもある。

 

・これからプレゼンをしていく人は、急に上級者のような究極の目的意識が持てるわけではないので、徐々に持てるようにしていく。

 

・究極の目的意識を持つためのポイント

 

1.仕事を好きになる。もしくは好きな仕事を選ぶ。

 

2.自分の情熱を傾けることを明確にする

 

3.その情熱を聴き手に分かりやすく伝える


HOME メルマガ登録 プロフィール お問い合わせ