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グラフをマスターする

グラフをマスターする

今回は、企画書におけるグラフについて説明していきます。

 

この文章を読むことで、「グラフの重要性」「代表的なグラフの種類」について学ぶことができます。

 

グラフの重要性

 

企画書は、読み手に内容を納得してもらう必要があります。その際に、文章ばかりであれば理解がしにくく、相手が納得することが出来ない可能性もあります。

 

そこで、文章で長々と書いても理解しにくいものを、グラフを使うことによって説得力を増すことができるようになります。

 

 

しかし、むやみにグラフを使っても、説得力が増す結果にはなりません。「相手が読みやすい、伝わりやすい、納得しやすいものにするためにグラフを使用すること」を忘れてはいけません。

 

グラフは、数値を図形や罫線などを使って表現するものですので、作成方法を間違えると、余計に理解しづらい企画書になるかもしれません。

 

よって、グラフの使い方をしっかりと把握してから企画書を作成する必要があるのです。

 

グラフの種類

 

では、代表的なグラフとその特徴を見ていきましょう。

 

@折れ線グラフ

 

折れ線グラフは、横軸に時間の経過を記載し、縦軸に数量などの項目を記載することで、「時間の流れによって数量がどのように変化するか」を示すグラフになります。

 

特徴としては、項目間に連続性がある場合に使われるものです。

 

例えば、売上の推移や価格の変化などに使われます。

 

A棒グラフ

 

棒グラフは縦と横のグラフに分かれます。

 

A)縦の棒グラフ

 

横軸に時間の経過を記載し、縦軸に数量などの項目を記載することで、「時間の流れによって数量がどのように変化するか」を示すグラフになります。

 

特徴としては、折れ線グラフと同様に、項目間に連続性がある場合に使われるものです。

 

例えば、売上の推移などで良く使われます。

 

B)横の棒グラフ

 

横軸に数量を記載し、縦軸に各項目を記載することで、「各項目同士の比較」を示すグラフになります。

 

特徴としては、各項目同士に時間の連続性がない場合に使われるものです。

 

例えば、複数回答されたアンケート結果を集計する際に使います。

 

B円グラフ

 

全体を100%として、「各項目の全体に占める割合」を示す時に使われます。

 

特徴としては、合計が100%になる場合に使われるものですので、アンケートの複数回答されたものには使ってはいけません。

 

例えば、アンケートで一つしか回答がない場合などに使うことが出来ます。

 

Cポジショニングマップ

 

縦軸と横軸、それぞれ違う視点の項目を選定し、「座標軸の交わった点でポジショニングを示す」ために使われます。

 

例えば、横軸に「男性向け」か「女性向け」かを置き、縦軸に「子供用」か「大人用」か、というグラフにします。

 

その時に、「この商品は男性向けで子供用」「次の商品は女性向けで大人用」というように、「どこのポジションのものなのか」を示します。

 

これを使うことによって、その商品の特徴を文章だけで説明するより、グラフの位置でイメージとして理解できるようになります。

 

グラフをマスターする1

 

グラフをマスターする2

 

以上、代表的なグラフの使い方を説明しました。

 

読み手によってどのグラフを使うべきかを考えながら、分かりやすい、伝わりやすい企画書を作成していきましょう。

 

 

【事例】
Aさんはカバンメーカーの開発担当です。上司に新製品の開発の承認を取るために、企画書を作成しています。

 

企画書の内容としては、現行製品の売上が下がっていることと、対象となる顧客層にアンケートを取った結果から「新製品の開発をすべきである」、という意見の提案となっています。

 

それらのことを文章で書くだけでなく、グラフでも表しています。

 

現行製品の売上推移を「縦の棒グラフ」で表して、徐々に売上が下がっていることを示しました。

 

また、アンケート結果は「横の棒グラフ」にして、どのような意見が多いかを示しました。

 

これにより、上司も新製品の開発の必要性を理解し、提案が採用されたのです。

 

まとめ

 

・文章で長々と書いても理解されにくいものが、グラフを使うことによって説得力が増すことになる。

 

・むやみにグラフを使えば説得力が増すわけではない。相手が読みやすい、伝わりやすい、納得しやすいものにするためにグラフを使用する、という目的を忘れてはいけない。

 

・代表的なグラフ

 

@折れ線グラフ

 

A棒グラフ

 

B円グラフ

 

Cポジショニングマップ

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