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店舗ビジネスに効果的な「無料動画を活用した集客法」

店舗ビジネスに効果的な「無料動画を活用した集客法」

飲食店や美容院、アパレルショップ、治療院など、世の中にはさまざまな種類のお店があります。街に出れば多くの店舗がひしめき合っていて、日々お客様の獲得競争を行っています。

 

しかし、全てのお店が商売繁盛しているかといえば、もちろんそんなことはありません。毎日予約でいっぱいであったり、行列ができたりする店舗がある一方で、集客に苦労して思うように売上を上げられていないお店も数多くあります。

 

儲かっているお店は広告費を多くかけられるので、さらにお客様が増えていきます。しかし、儲かっていない店舗は広告費を捻出できないので、集客を行うにしても効果的な施策が打てずにいます。

 

しかし、動画マーケティングを活用すれば、広告予算のないお店でも、お金をかけずに効果的な集客を行うことが可能です。

 

ここでは、店舗型ビジネスに特化した動画マーケティング手法を解説していきます。

 

YouTubeを活用して毎日動画を投稿する

 

まず、動画マーケティングによる集客の鉄則は、短時間の動画を大量にウェブ上に公開するということです。ウェブ上に大量の動画があれば、単純に露出が増えるので、集客がしやすくなります。

 

投稿する媒体はYouTubeがいいでしょう。YouTubeはGoogleの子会社であるため、GoogleやYahoo!(Yahoo!もGoogleの検索技術を使用している)の検索結果に反映されます。そのため、検索によってあなたの投稿した動画が表示される可能性が高いのです。

 

そこで、毎日短時間の動画を制作し、YouTubeに投稿していくことで、集客を行っていくことになります。

 

動画を投稿する頻度

 

動画を投稿する頻度は、最低でも1日1回、可能であれば1日2〜3回動画を投稿していきます。これを聞くと、かなりハードルが高いと思われるかもしれません。

 

しかし、あなたは競合ひしめき合う中で戦っていかなければなりません。しかもライバルは大量の広告費をかけて集客を行っています。そのような状況で成果を上げるためには、大量行動しかないのです。

 

圧倒的な量の動画を投稿することによって、あなたの店舗の知名度を上げていきます。そのためには、ウェブ上に公開する動画の本数としては、1000本以上が理想となります。100本程度の動画を公開しているお店はあるかもしれませんが、1000本もの動画を公開しているお店はほとんどありません。そのため、圧倒的な1位を獲得することができます。

 

また、1000本以上の動画を公開することで、競合が真似をして動画マーケティングを行おうと考えたときの参入障壁とすることができます。

 

競合店舗が大量動画を投稿して集客を行おうと考えたときに、既にあなたのお店の動画が1000本以上公開されていれば、「これは勝てない」と思わせることができます。「勝てない」と思わせることができれば、真似をしても仕方がないと判断され、同じ手法での参入を食い止めることができます。

 

そのためには、まず量で圧倒している必要があります。相手を圧倒することを考えたとき、1000本という数字はとてもインパクトがあるのです。

 

しかも、圧倒的な量の動画を制作しているうちに、動画のクオリティも上がっていきます。そうなると、高品質な動画を制作できるようになり、質の面でも競合を圧倒することができるようになります。このように、量が質に転化することを「量質転化の法則」といいます。

 

現在は、携帯電話などのモバイル端末で簡単に動画を撮影することができますので、従業員に毎日動画を撮影してもらうこともできるでしょう。クオリティは後からついてきますので、最初から質を求める必要はありません。何よりも日々継続して動画制作を行うことが大切です。

 

どのような内容の動画を制作すればよいのか

 

集客動画は短時間であることが鉄則です。なぜなら、視聴者は興味のない動画を長時間見ることはないからです。たまたま検索に引っかかった動画を10分も20分も見てもらうことはできません。また、毎日動画を制作するので、あまり長い動画では動画作成が続かなくなります。

 

そのため、1本につき1〜3分程度の動画を制作していきましょう。1〜3分程度であれば、視聴者から最後まで見続けてもらえる可能性があります。

 

それでは、どのような内容の動画を制作していけばいいのでしょうか。1〜3分程度の動画なので、多くの事柄を詰め込みすぎず、1本の動画で1つのメッセージを紹介するようにしましょう。まず、以下の内容を考えてみましょう。

 

・お店の紹介
・商品やサービスの紹介
・従業員の紹介
・お客様の声
・使用目的

 

お店の紹介

 

ここでは、お店に関するさまざまな紹介をしていきます。例えば、以下のような項目を洗い出してみます。

 

・お店のコンセプト
基本となる店舗のコンセプトを発信していきます。どのような商品やサービスを誰のために販売しているお店なのかということを紹介します。例えばアパレルであれば「20代女性のためのファストファッションのアパレルショップ」、飲食店であれば「本場フランスで修行をしたシェフによる本格フレンチレストラン」などです。

 

コンセプトのはっきりしないお店は埋もれてしまいますので、まずはお店のコンセプトをわかりやすく伝えていきましょう。

 

・お店のこだわり
お店には独自のこだわりがあるかと思います。例えば、居酒屋であれば「全国各地の焼酎を数多く取り揃えている」、英会話教室であれば「ネイティブスピーカーとのマンツーマンレッスンが基本」などです。このこだわりは、そのままお店の「売り」となるので、効果的なプロモーションとなります。

 

・内観・外観
お店のたたずまいや雰囲気を伝えることで、視聴者に親近感を持たせることができます。初めて行くお店はなかなか入りづらいものです。しかし、動画で一度お店の様子を見ていることで、その心理的な壁を取り除くことができます。

 

また、自身の好みの雰囲気か、知人を連れて行くのにふさわしいお店かなど、お店の見た目で判断をするお客様もいます。そのようなユーザーのためにも店舗の内観や外観を動画で見せることは重要となります。

 

・オーナーや店長の想い
お店の歴史やこだわり、おすすめポイントなどをオーナーや店長から語りかけます。オーナーや店長の熱い想いに共感して、お店を訪れてみようと思う視聴者もいます。

 

商品やサービスの紹介

 

店舗型ビジネスにおける集客動画では、商品やサービスの紹介がメインになってくるかと思います。例えば、インテリアショップの場合は、おすすめ家具として、毎日異なる家具や雑貨を1つずつ紹介していくのです。ネイルサロンの場合は、実際にお客様に施したネイルを毎日紹介していってもいいかもしれません。

 

居酒屋などの飲食店の場合は、毎日異なるメニューを紹介していけば、ネタ切れの心配もなくなるでしょう。商品やサービスはそのままコンテンツとなるものなので、できるかぎり多く紹介していきましょう。

 

従業員の紹介

 

従業員の紹介も行うとよいでしょう。「このお店ではこういう人が働いているのか」ということがわかり、視聴者に親近感を持ってもらうことができます。

 

しかし、ただ単純に従業員が自己紹介をするだけでは不十分です。視聴者は従業員個人に興味があるわけではなく、そのお店の雰囲気を知りたいと考えています。

 

そこで、例えば自己紹介とともに従業員からおすすめ商品を紹介する動画を制作してみましょう。また、従業員が元気に働いている姿を映した映像を撮影してみるのもいいでしょう。従業員を紹介することで、活気のあるお店の雰囲気を伝えられれば良いと思います。

 

お客様の声

 

お客様に事前に許可を取らなければなりませんので、若干ハードルが高いですが、お客様の声を撮ることができれば大きな効果を期待できます。

 

視聴者側も、実際にあなたの店舗を利用したことのある人の客観的な感想が聞きたいと考えています。そこで、お客様にインタビュー形式で、お店の良いところを率直に語ってもらうのです。

 

もちろん事前にインタビュー項目は考えておく必要があります。例えば整体院の場合は、実際に施術を受ける前と受けた後で身体の調子にどのような変化があったかを聞いてみるとよいでしょう。

 

注意点としては、最初に撮影の目的を伝え、動画への顔出しの許可をいただいておくことです。もし顔出しNGの場合は、後ろ姿だけでも撮影させてもらえないか交渉してみましょう。仮に撮影後に公開NGが出てしまった場合は、素直にその動画は破棄するようにしましょう。

 

使用目的

 

使用目的とは、お客様がどのような目的でお店を利用しようと考えているかという、目的別で動画を制作するということです。

 

例えば、飲食店の場合はデートで利用したいと考えているのか、会社の忘年会で使いたいと思っているのか、その利用目的ごとに内容を考えていきます。

 

デートでの利用が想定できる場合は、視聴者は個室を探している可能性が高いです。この場合であれば、個室を中心に店内のおしゃれな雰囲気を演出するような動画を制作してみましょう。

 

以上、いくつかの項目をみてきましたが、ここで挙げた項目が全てではありませんので、他にも効果的な動画の内容を考えてみましょう。動画の内容を考える際のポイントは、視聴者(潜在顧客)がどのような内容の動画を見たいと考えているかを想像することです。

 

あなたが伝えたい内容を投稿するのもいいですが、視聴者が求めていることを考えて、それを反映した動画にしていきましょう。

 

動画のキーワード選定

 

YouTube動画は検索結果に反映されますので、タイトルの付け方が非常に重要になってきます。Googleの検索エンジンは、まだ動画の内容までは理解できないので、タイトルによってその動画が検索結果に相応しいかどうかを判断します。

 

そのため、タイトルにどのようなキーワードを組み込むのかというキーワード戦略を綿密に行わなければなりません。そこで、動画のタイトルにどのようなキーワードを含めるべきか解説していきます。

 

複数のスモールキーワードを組み合わせて検索上位を狙う

 

動画タイトルのキーワード対策では、ビッグキーワードではなく、複数のスモールキーワードを狙って検索結果で上位表示させていきます。

 

例えば、あなたが美容室を経営している場合は、「美容室」という大きな括りのキーワードでは、確実に上位表示できないでしょう。美容室で検索する人は非常に多く、「美容室」がビッグキーワードとなるからです。

 

そうではなく、「美容室 横浜 カラー 安い」というようなスモールキーワードの組み合わせにより上位表示を狙っていきます。例えば、この場合は「横浜で美容室をお探しならデザインカラーが安い○○がおすすめ」というようなタイトルを付けていきます。

 

具体的なキーワードの組み合わせ方

 

上記のように、複数のキーワードを組み合わせてタイトルを作成していきます。それでは、どのようなキーワードを盛り込んでいけばいいのでしょうか。キーワードとしては、以下のものを組み合わせるようにしましょう。

 

・お店の業種
・地域名
・商品名、サービス名
・使用目的
・価格感
・感覚に訴えるキーワード

 

お店の業種

 

ここではメガネ屋なのかパン屋なのか、ペットショップなのか葬儀屋なのかといった、お店の業種をキーワードに持ってきます。つまり、最も重要なビッグキーワードを最初に考えます。

 

ユーザーはお店の業種に他のキーワードを組み合わせて検索を行います。そのため、このお店の業種がキーワード選定の柱となります。

 

地域名

 

当然ですが、ユーザーは特定の地域で店舗を探すことが多いと思います。例えば、横浜で美容室を探している場合は、検索キーワードに「横浜」を入れることが予想できます。

 

そのため、お店の業種と合わせて地域名をタイトルに入れ込みましょう。また、地域名は「横浜」という広域のキーワード以外にも、もっと地域を狭めた単語を使った方がいいでしょう。例えば、お店の住所が「神奈川県横浜市中区桜木町」にあるのであれば、「横浜」よりも「桜木町」というキーワードの方がターゲットを絞ることができます。

 

なぜなら、桜木町で美容室を探している人が、あえて「美容室 横浜」と検索するとは考えにくいからです。きっと「美容室 桜木町」と検索するはずです。このように、お店の住所がある地域名をキーワードに使ってみましょう。

 

地域名は店舗ビジネスを行う企業にとっては非常に重要になります。地域を狭めてみたり広げてみたりして、複数の地域名を洗い出してみましょう。そして、その地域名ごとにタイトルを変えて動画を制作するのも効果的です。

 

商品名、サービス名

 

ユーザーの中には、具体的にどのようなお店に行きたいか決まっていないけれども、欲しい商品やサービスだけは決まっているという人もいます。そういった人は商品名やサービス名で検索をすることが考えられます。

 

例えば、横浜に住んでいて、自宅の近くで椅子を買いたいと漠然と考えている人がいるとします。その場合は、「椅子 横浜 おすすめ」などと検索をする可能性があります。

 

そのため、例えばインテリアショップの場合は「椅子」「テーブル」「ソファー」など、商品名もキーワードとして考慮するようにします。また、ブランド名で検索される可能性も高いので、ブランド品を扱っている場合はブランド名もキーワードに含めましょう。

 

使用目的

 

例えば、同じ「椅子」を買いたいと思っている人でも、その使用目的は異なることがあります。リビングに置くおしゃれな椅子が欲しいと思っている人もいれば、仕事用の椅子が欲しいと考えている人もいます。

 

そのため、その使用目的もキーワードに含めます。仕事用の椅子が欲しいと考えている人をターゲットとする場合は、「椅子 仕事用 おすすめ」などとなってくるでしょう。

 

また、「お中元」「母の日」「プレゼント」なども使用目的の単語としてよく使われます。使用目的のキーワードはたくさんありますので、お店の業種や商品名から連想できる使用目的をできるかぎり洗い出してみましょう。

 

価格感

 

価格感をキーワードに含めて検索を行うユーザーは多いです。代表的な単語でいえば、「安い」「格安」「キャンペーン」「値引き」などです。多くの消費者はなるべく安く商品を購入したいと考えているため、このようなキーワードを含めることは効果的です。

 

反対に、上質なものを求めている場合や贈答用の商品を探している場合には、「高級」「最高級」「ハイグレード」などのキーワードで検索されることもあります。自社の商品がどちらの方向性で訴求すべきかを検討し、価格感もキーワードに入れてみましょう。

 

感覚に訴えるキーワード

 

例えば、ユーザーは検索キーワードに「おすすめ」などの感覚的な単語を含めることが多いです。他にも、「人気」「おしゃれ」なども多く使用されます。商品・サービスに合わせて、このような感覚的なキーワードも取り入れるようにしましょう。

 

ここで紹介した項目以外にも、潜在顧客がどのようなキーワードで検索するのかを想像して、その組み合わせを考えていきましょう。

 

ポータルサイトかブログを開設する

 

毎日動画を制作してYouTubeに投稿するだけでもお客様は増えていきますが、それだけでは不十分です。集客動画はポータルサイトやブログと組み合わせることによって、さらにその効果を発揮します。

 

そこで、ポータルサイトかブログを立ち上げて、動画を埋め込んだ記事を投稿していきます。記事の内容はYouTubeに投稿した動画と同じものを文字に起こします。そして、YouTube動画を記事内に埋め込みます。これだけで、簡単に記事を作成することができます。

 

毎日サイトやブログの記事を書こうと思うと、ネタ切れが起きてしまい続かないことが多いです。しかし、最初に動画を制作しているので、同じ内容を記事にすればいいだけです。この方法であれば、サイトやブログの運営も継続して行うことができます。

 

動画を埋め込んであるページは、動画を使用していないページと比べると、検索で上位表示される可能性が53倍になるというデータがあります。そのため、サイトやブログと動画を組み合わせることは、集客においてとても有効なのです。

 

メインのオウンドメディアとして検索に強くなる

 

YouTubeはあくまでも動画共有サイトであり、あなたのオウンドメディアではありません。そのため、原則としてYouTube上で商売をすることはできません。そこで、自社のメインメディアとしてポータルサイトかブログを持つことは大変重要です。

 

有用なオリジナル記事が多いメディアは検索された際に上位表示されやすくなります。なぜなら、ユーザーの役に立つ記事で埋められたメディアは、時間が経つにつれGoogleからの評価が高まっていくからです。そのため、YouTubeに動画を投稿するだけの場合と比べて、オウンドメディアも一緒に運用した方が格段に検索に強くなるのです。

 

ポータルサイトとブログの使い分け

 

それでは、ポータルサイトとブログをどのように使い分ければいいのでしょうか。実は、サイトとブログのどちらが適しているかは業種によって異なります。

 

基本的な考え方としては、作成する記事内容が時間の経過によって陳腐化するコンテンツの場合はブログを使用します。なぜなら、ブログは日付の新しい記事が上にあがってくる形態のメディアなので、常に新しさが求められる業種と相性がいいからです。

 

反対に、時間の経過によって陳腐化しない、普遍的なコンテンツの場合はポータルサイトを使用します。新しさが求められない業種では、いつでも欲しい情報にアクセスできるポータルサイトの方がユーザビリティは高いからです。

 

例えば、アパレルショップのように流行に影響を受ける業種の場合はブログが適しています。また、飲食店も時期や季節によっておすすめメニューが変わってくるので、ブログを使用すると良いででしょう。

 

治療院や英会話教室などの場合は、いつの時代も提供するコンテンツの本質は変わらないので、ポータルサイトを開設する方が適しています。

 

SNSで動画を拡散する

 

制作した動画はYouTubeやポータルサイト、ブログだけでなく、SNSでも活用していきます。FacebookやTwitterなどのSNSは拡散効果がありますので、YouTubeに投稿した動画を再利用してSNSでも公開していきましょう。

 

SNSによっては、お店専用のページを作成できるものもありますので、専用ページをつくっておくとブランディング効果を得られます。そして、毎日そこに動画を投稿するようにしましょう。

 

お店のプロモーション動画を制作する

 

ここまでは集客用の短い動画を大量に制作し、露出を増やす方法を解説してきました。YouTubeやブログ、ポータルサイト、SNSなどに集客動画公開し、視聴者の興味を引き付けられれば成功です。

 

しかし、視聴者の興味を引き付けた後、どのようにお店に足を運んでもらうかを考えなければなりません。ただ単に短時間の動画を見せただけでは、視聴者をお客様に変えることはできないのです。集客動画を見てもらった後に何かしらの行動を起こしてもらわなければなりません。

 

そこで、視聴者に行動を起こさせるためのプロモーション動画を制作します。行動といっても、予約の電話をかけてもらうのか、会員登録をしてもらうのか、さまざまな選択肢が考えられます。どのような行動を起こさせたいかは業種やお店ごとのスタンスによって変わってくるでしょう。

 

しかし、どのような行動をとってもらうにしても、その行動をとってもらうよう呼びかけなければなりません。この行動の呼びかけのことを「コールトゥアクション」といいます。

 

そこで、コールトゥアクションを行うためのプロモーション動画を制作します。この動画は短時間である必要はありません。お店の魅力を最大限にアピールできる動画をつくらなければなりませんので、10分程度の長時間の動画になってしまっても問題ありません。

 

例えば、アパレルショップであればおしゃれな雰囲気が伝わる動画がいいでしょう。整体院であれば、整体師の技術の高さや人柄が伝わるものの方がいいかもしれません。短時間の集客動画で個別に紹介してきたお店の情報を、1つにまとめた動画を制作するといったイメージです。とにかくお店の魅力を余すことなく伝えていきましょう。

 

プロモーション動画は集客動画と比べてある程度のクオリティが求められるので、じっくり丁寧に制作していきましょう。多少お金はかかりますがプロの映像制作業者に依頼するのも1つの手です。

 

そして、このプロモーション動画の最後にコールトゥアクションを入れます。例えば予約の電話をしてほしければ、電話番号を表示し「ご予約はこちらの番号までお電話ください」と呼びかけるのです。お店のメルマガに登録してほしければ「今すぐメールアドレスを登録してお得なクーポンを受け取ってください」と呼びかけます。

 

このようにプロモーション動画でコールトゥアクションを行って初めて、視聴者をお客様に変えることができるのです。

 

お店のUSPを意識する

 

しかし、ここで注意してほしいことは「なんでも屋」の印象を与えてはならないということです。なぜなら、同じ業界の中でも多くのお店が存在する現代においては、なんでもできるということは「何もできない」ことと同義であると消費者から捉えられてしまうからです。

 

例えば、飲食店をイメージしてみるとわかりやすいでしょう。A店はラーメンもお蕎麦もお寿司も幅広く提供しているお店です。一方B店はラーメン一筋のお店です。あなたがもしラーメンを食べたいと思ったとき、A店とB店のどちらを選ぶでしょうか。

 

多くの人はB店を選ぶはずです。なぜならB店はラーメン一筋の専門店なので、なんでも屋のA店で食べるよりもきっと美味しいだろうと想像するからです。このようになんでも屋より専門店の方が消費者からは支持されやすいのです。

 

しかし、まだこれだけでは不十分です。B店はラーメン一筋ですが、醤油ラーメンも味噌ラーメンも塩も豚骨も全て幅広く提供しているとします。

 

ところが、この地域に豚骨ラーメン専門のC店が出店してきたとします。C店は博多出身の店主が作る本格的な博多豚骨ラーメンのみを提供しています。この場合、豚骨ラーメンを食べたいと考えている人はC店を選ぶことになるでしょう。これもB店が「ラーメンのなんでも屋」であるのに対して、C店が豚骨ラーメンの専門店だからです。

 

また、豚骨に限らずただ漠然とラーメンが食べたいと考えている人も、B店ではなくC店を選ぶ可能性が高いです。B店に比べてC店の方がより専門性が高いので、消費者はなんとなくC店の方が美味しいのではないかと考えるのです。

 

このようにより専門性を深めていき、あなたのお店独自の売りを全面に出してアピールする必要があります。この「独自の売り」のことをUSP(Unique Selling Proposition)といいます。プロモーション動画ではこのUSPを中心に構成を考えていきます。

 

多くの人がプロモーション動画を制作するときに、幅広い客層にアピールするため、お店の売り全てを伝えてしまいたくなるものです。しかし、USPを意識して「うちの売りはこれです」とアピールポイントを絞らなければなりません。

 

USPがしっかり確立されたプロモーション動画でないと「なんでも屋」だと思われてしまい、結果としてお客様を増やすことはできないのです。

 

プロモーション動画はホームページやランディングページに掲載しておく

 

プロモーション動画はYouTubeに公開しておくとともに、お店のホームページやランディングページ(LP)にも掲載しておきましょう。ランディングページとは資料請求をさせたりメールアドレスを登録させたりする専用ページだと、ここでは理解しておいてください。

 

集客動画によってさまざまな媒体からホームページやLPに視聴者を誘導します。そして、プロモーション動画を見せることで行動を起こしてもらうようにするのです。

 

そのため、集客動画を視聴してもらった後にプロモーション動画を見てもらえるように、視聴者をホームページもしくはLPへ誘導する必要があります。したがって、ウェブ上に集客動画を公開する場合は、必ず動画を公開した媒体の同じページにホームページやLPのURLを記載しておくようにしましょう。

 

ここまで解説してきたように、店舗運営によるリアルビジネスであっても、動画を活用することでお客様を増やし売上を上げることができます。ウェブ動画を利用した集客法と聞くと、インターネットビジネス専門のマーケティング手法だと思う人もいます。しかし、実店舗を運営する企業にとっても十分活用できる手法なのです。

 

もしあなたが店舗への集客に苦労しているのであれば、ぜひ動画マーケティングを取り入れてみましょう。


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