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集客を行うには短時間の動画コンテンツを大量にウェブ上に公開する

動画マーケティングでは主に、「集客における動画活用」「セールスにおける動画活用」「商材としての動画活用」の3つの活用法があります。

 

その中でも特に重要となってくる、集客における動画の活用方法について解説していきます。

 

まず集客とは何かということを考えていきましょう。

 

例えば、店舗ビジネスを行っている企業にとっては、お店の中に見込み客を招き入れることが集客になります。ネット通販会社でいえば、見込み客にネットショップのサイトを訪問してもらうために行う施策が集客となります。

 

ここでよく勘違いしてしまうのが、集客とセールスを混同してしまうというものです。確かにビジネスを行ううえでは、集客とセールスはセットで考えなければならず、両方とも重要な施策であることは間違いありません。

 

しかし、実は集客とセールスは全く異なった性質のものであり、正反対の施策といってもよいでしょう。

 

セールスとはその言葉の通り、見込み客に「売り込み」を行うための施策です。一方、集客とは見込み客の「注意をひき、興味を持ってもらう」ための施策です。

 

つまり、集客ではいかに見込み客の関心を集め興味をひくかを考えて、施策を打っていかなくてはならないのです。しかし、興味を持ってもらう前に売り込みを行ってしまうと見込み客は離れていってしまいます。

 

あなたもウィンドウショッピングをしているときに、店員に「何かお探しでしょうか」「この季節は○○がおすすめですよ」などと声をかけられ、すぐに店を出てしまった経験があるのではないでしょうか。

 

このように、まだ商品・サービスに関心を持っていない段階で売り込みをされると、人は不快に感じその場を離れようとするのです。

 

そのため、集客の段階でセールスを行うことは厳禁であり、むしろ見込み客の「役に立つ施策」「感動を与える施策」だけを行わなければなりません。

 

これを動画を活用して行う場合は、見込み客の役に立つ有益な内容だけを収録した動画コンテンツを、大量にウェブ上に公開していくのです。

 

例えば、あなたが健康食品を売る仕事をしているとします。

 

その場合は「長続きする健康的な食事法」「健康を維持するための簡単な運動法」「適切なサプリメントの活用法」など、健康に関心のある人の役に立つさまざまな動画コンテンツをつくっていくのです。そして、そういった動画を大量にウェブ上にアップしていきます。

 

そうすることで、それらの動画が健康に関心のある人の目に触れるようになり、そのうちいくつかは興味をもって視聴してもらえるようになります。

 

なぜなら、相手からしてみれば無料で有益な動画を視聴できるので、見て損をすることはないからです。しかもそれが有益な内容ならば、むしろ得しかありません。

 

このようにして、健康に関心があり、興味を持ってあなたの動画を視聴してくれている人が見込み客となるのです。そして、その見込み客はあなたの商品にも興味を持つ可能性が高いでしょう。

 

そのため、自社のネットショップの販売ページに誘導したり、メールマガジンに登録して会員になってもらったりして、集客を行うことができるようになるのです。

 

つまり、自社のターゲット層の役に立つ有益な動画コンテンツを作成し、大量にウェブ上に公開していくことが、集客における動画の活用法です。

 

効果的な集客動画を作成する際の5つのコツ

 

しかし、このときに集客動画のコツを知らずに、ただ闇雲に動画をアップしていくだけでは、効果的な集客はできません。

 

そこで、集客動画を作成していくときのコツを解説していきます。

 

集客動画を作成していくときのコツには以下の5つがあります。

 

1.1〜3分の短時間の動画にする

 

2.1つの動画につき1つのメッセージにする

 

3.無駄な内容は省き中身の濃いコンテンツにする

 

4.ノウハウは出し惜しみせず全て無料で公開する

 

5.同ジャンルの動画コンテンツを大量に作成する

 

それぞれ詳しく解説していきます。

 

1.1〜3分の短時間の動画にする

 

集客動画はターゲットとなる見込み客の興味をひくための動画です。ということは、前提として見込み客はまだあなたの商品・サービスに興味がないということです。

 

当たり前ですが、どこの何者かも知らないあなたやあなたの商品・サービスに対して、最初から興味を持っている人などいません。それどころか、あなたの商品・サービスのことを知りもしないでしょう。

 

相手がそんな状態であれば、いくら有益な動画を作成したとしても、長時間視聴してもらえる可能性は極めて低いです。

 

自社のことを知ってもらえていない状態で長時間の動画を公開しても、最後まで視聴してもらうことは難しく、こちらのメッセージが伝わる前に離脱されてしまいます。

 

そのため、集客動画は時間が短くなければいけません。それも1〜3分程度の長さが適切でしょう。

 

まだ興味がない状態からでも、1〜3分程度の短い動画であれば、最後まで視聴してもらえる可能性が高まります。なぜなら、短時間であることによって、視聴する側からしてみても、「役に立たない内容だったとしても、少しの時間なら許せるか」という心理になるからです。

 

これが、長時間の動画であった場合は「くだらない内容で時間を無駄にするかもしれない」という心理が働き、はじめから視聴されないか、大幅に「飛ばし見」されるかしてしまいます。

 

つまり、短時間動画は最後まで視聴してもらえる可能性を高め、その結果あなたの伝えたいメッセージを見込み客に伝えることができるのです。

 

集客動画では冒頭に結論やコアメッセージを伝える

 

しかし、ここで注意点があります。

 

いくら短時間の動画であったとしても、何を伝えたいのかわからない内容をダラダラと流していれば、最初の数十秒で離脱されてしまうでしょう。なぜなら、視聴者ははじめの数秒〜数十秒でその動画の良し悪しを判断しているからです。

 

おそらくあなたもこんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。

 

例えば、何か面白い動画はないかと動画共有サイトを閲覧していて、最初の数十秒だけ閲覧して、またすぐに他の動画に移っていくというものです。ネットサーフィンという言葉がありますが、いわば動画サーフィンといったところでしょうか。

 

この行動を考えればわかるように、視聴者は一瞬で動画を評価し、面白くないと判断したらすぐに他の動画やサイトに移ってしまうのです。

 

つまり、どんなに有益な内容であったとしても、結論やメッセージのわからない動画に視聴者はつき合ってはくれないのです。

 

そのため、集客動画の冒頭には、そのコンテンツの趣旨や結論、最終的に伝えたいメッセージを持ってこなくてはなりません。細かい説明はその後に持ってくればいいのです。

 

これはプレゼンなどでも同じですが、「結論が先で説明は後」が鉄則なのです。

 

視聴者からしてみても、「この動画は自分の興味のある内容だな」「役に立ちそうな動画だな」と最初から趣旨を把握することができます。そのため、「きっと時間を無駄にすることはないだろう」と安心して最後まで視聴ができるのです。

 

動画の冒頭で視聴者のメリットを説明する

 

このときに有効なのが、動画の冒頭で視聴者のメリットを教えてあげることです。

 

どういうことかというと、例えば「この動画を見ると○○というメリットがあります」「この動画も見れば○○ができるようになります」「この動画を見れば○○が理解できます」というように、直接的に相手に視聴することのメリットを伝えるのです。

 

そうすることで、相手も自分にメリットがある内容なら見てみようと思い、視聴される確率が高まります。

 

2.1つの動画につき1つのメッセージにする

 

集客動画は1〜3分程度の短いものでなければいけません。しかし、まじめにビジネスに取り組んでいる人であれば、見込み客に伝えたいメッセージはたくさんあるはずです。

 

しかし、集客動画であれば1つの動画には1つのメッセージしか盛り込んではいけません

 

その理由は2つあります。まず1つめの理由は、1〜3分という時間の制約があるので、物理的に多くのメッセージを盛り込むことは不可能だからです。

 

2つめの理由は、一度に複数のメッセージを伝えてしまうと、趣旨が曖昧になり印象の薄い動画となってしまうからです。

 

例えば、先ほどの健康に関する動画であれば、「食事法」も「運動法」も「サプリメントの活用法」も全てを1つの動画に盛り込んでしまうような場合です。

 

見ている側からしてみれば「結局何が一番大事なの?」と感じてしまい、後から思い返せば「健康に関する一般的な内容だったな」というように、結局なにも印象に残らないという残念な結果になりかねません。

 

確かに、せっかく動画を作成するので、あれも伝えたいこれも伝えたいという気持ちになるのはわかります。しかし、内容を精査して、最も重要なメッセージを1つに絞りましょう

 

1つに絞ることが難しければ、動画自体を複数に分ければいいのです。動画を複数に分ければ、その分コンテンツが増えるので一石二鳥です。

 

このように、集客動画では1動画1メッセージを心がけましょう。

 

3.無駄な内容は省き中身の濃いコンテンツにする

 

当たり前の話ですが、中身のないコンテンツなど誰も見たいと思いません。しかし、ただ動画の本数を稼ぎたいがために、内容の薄い動画を量産している人がいます。

 

しかし、それは逆効果にしかなりません。

 

視聴者側からしてみれば、薄い内容のコンテンツを何度も見せられれば、「この人の作る動画はいつも役に立たないから、今後見るのはやめよう」と考えます。

 

その結果、視聴数はどんどん減っていき、集客もできないゴミのような動画がたまっていくことになります。

 

これは相手の立場になって考えれば誰にでもわかるはずです。しかし、こういったことが理解できず、自分本位で物事を考える人はこのようなミスを犯すのです。

 

そうはいっても、誰もがそんにたくさんコンテンツを作れるわけがないと思うかもいるかもしれません。しかし、本気でビジネスに取り組んでいる人であれば、自分の中に多くのコンテンツを持っているはずです。

 

全て出し切ってしまったら、本を読んだりして必死で勉強をし、新たなコンテンツを作り出せばいいのです。

 

こういった努力もせずに、ただ自分には何の知識も才能もないからと嘆いている人であれば、そもそもビジネスに向かないので、あきらめた方がいいでしょう。

 

集客動画は時間が短いので、無駄な内容を盛り込む余地などないのです。中身のない動画なら作らない方がましです。

 

集客動画は内容の濃いものを作成するようにしましょう。

 

4.ノウハウは出し惜しみせず全て無料で公開する

 

集客動画では自分の持っているノウハウは全て公開しなければなりません。大量にコンテンツを制作していかなければならないので、そもそも出し惜しみしている余裕などないのです。

 

しかしこれを聞いて、もしかしたらあなたは以下のようなことを考えたのではないでしょうか。

 

「集客動画ではいくら有用なコンテンツを提供しなければならないといっても、自分のビジネスのコアとなる内容まで無料で公開してしまっては、自社の商品・サービスが売れなくなるのではないか」

 

この考え方に陥るのは、人に何かを教えることを仕事としている人や、サービスを提供するビジネスを行っている人に特に多いです。

 

しかし、その心配はありませんので安心してください。

 

例えば、家庭教師を例に考えてみましょう。あなたが仮に学生に受験勉強を教える家庭教師をしているとして、生徒集めに集客動画を活用しようと考えたとします。

 

そこであなたは、授業内容の一部を収録して無料で公開し、その動画に「この続きも学びたいのであれば申し込みをしてください」といったメッセージを入れようと考えたとします。

 

しかし、残念ながらこれでは集客に失敗します。これはありきたりな方法で、言ってみればスーパーマーケットの試食コーナーと同じ戦略です。

 

確かに一部の人には効果があり、申し込んでくれる人も多少はいるかもしれません。しかし、一部の内容だけ公開されても視聴者は特に感動もしないし、信頼も生まれません。

 

圧倒的な効果を発揮するためには、視聴者を感動させて信頼してもらわなければなりません。

 

このときに、自分の持ちうる勉強法のノウハウを全て惜しみなく公開していれば、学生やその家族はここまで無料で教えてくれるのかと感動し、この人なら信用できると感じるようになります。

 

その結果、あなたに家庭教師をお願いしたいと思うようになるのです。

 

しかも受験勉強では、そのやり方を動画で公開したからといって、実際にそれを見ただけの学生の成績が著しく良くなるとはかぎりません。

 

動画を見ただけで成績が上がるのであれば、そのような教材や予備校はすでにたくさんあるので、家庭教師の需要などないはずです。もっといえば、それだけで成績が良くなる学生は、自分で参考書を買って独学で勉強すればいいのです。

 

しかし、実際は動画を見ただけでは成績は良くなりません。

 

なぜなら、そもそも勉強する習慣が身についていないのかもしれませんし、元々の知識レベルが浅いかもしれません。もしくは勉強することへのモチベーションを維持する方法を知らないのかもしれません。それには、さまざまな理由があるからです。

 

そこで、あなたが対面で学生のレベルに合わせて教えてあげることで、志望校への合格というゴールまで導いてあげられるのであれば、是非お願いしたいという家庭はたくさんあるはずです。要するに「コーチング」が、お金をもらってあなたが提供すべきサービスなのです。

 

このように、ノウハウを全公開したとしてもビジネスは問題なく成り立ちますし、むしろどんどん加速していきます。

 

そのため、自分の持ちうるノウハウは惜しみなく公開していくようにしましょう。

 

5.同ジャンルの動画コンテンツを大量に作成する

 

集客動画では短時間のコンテンツを大量に作成していかなければなりませんが、どんな内容の動画でもいいというわけではありません。

 

例えば、先ほどの家庭教師の例の場合は、勉強や受験に関するコンテンツであればどんどん広げていっても問題はないのですが、恋愛や占いなど、自分のビジネスと関係のないコンテンツ作っても意味がありません。

 

たまには箸休め程度に少し道のそれた話をしても構いませんが、重要なことは「見込み客の役に立つ内容」でなければならないということです。

 

家庭教師であれば勉強や受験に関するコンテンツ、健康食品販売であれば、食事や運動、病気などの健康に関係のあるテーマに絞らなければいけません。

 

そのように同じジャンルの動画コンテンツを大量に公開していくと、「この人はこの業界の専門家だな」という認識がひろがっていき、最終的にはあなたのブランドへとつながっていくのです。

 

その道のプロ、専門家だと思われれば、多くの人があなたに相談を持ちかけてくるようになります。相談を持ちかけてくるということは信頼されているとい証であり、あなたの顧客になる可能性が極めて高いです。

 

つまり、同じジャンルで大量の動画を公開することは、自分が信頼のおけるその道のプロであるというメッセージを発信していることと同じであり、あなたの会社、あなた自身のブランド戦略にもつながってくるのです。

 

以上、集客動画を作成する際の5つのコツを説明してきましたが、実際に動画を作成するときには意識して取り組んでいきましょう。

 

コールトゥアクションを必ず行う

 

ここまで集客動画について解説してきましたが、最後にコールトゥアクションについて説明していきます。

 

コールトゥアクションとは、あなたがとってもらいたい行動に訪問者を誘導することをいいます。集客動画でいえば、動画視聴後に視聴者にしてもらいた行動に誘導をするこということです。

 

つまり簡単にいうと、視聴者に「○○してください」と呼びかけるという意味です。

 

せっかく動画を視聴してもらえているにもかかわらず、何も行動を呼びかけないのはすごくもったいないですし、それでは集客はできません。そこで、動画の最後に、その後とってもらいたい行動を呼びかけるのです。

 

例えば、資料請求をしてもらいたいのであれば、「さらに詳しく知りたい方は以下のURLをクリックして今すぐ資料請求をしてください」と呼びかけます。メールアドレスを登録してほしければ、「興味のある方は以下のフォームにメールアドレスを入力してメルマガ会員に申し込んでください」と呼びかけます。電話をかけてもらいたければ、「下記のフリーダイヤルからお電話でご相談ください」といえばいいのです。

 

この話をすると、中には「こんなに直接的に誘導するのは図々しいと思われるのではないか」と考える人がいます。しかし、ここで注意してほしいことが、あくまでも相手にリスクのない行動を呼びかけるということです。

 

相手にとってリスクがあれば、そこで躊躇し離脱されてしまう可能性があります。そこで、資料請求やメルマガ登録など、相手にとって損のない行動を呼びかけるのです。

 

つまり簡単にいえば、無料でできる行動を呼びかけるということです。無料であれば、相手にとって金銭的リスクがありませんので、離脱される確率は低いです。

 

重要なのはあくまで「売り込み」ではないということです。この段階では、「さらに役立つ情報を無料でプレゼントする」というメッセージを伝えるのです。

 

そうすることで、相手も安心してこちらの希望する行動をとってくれます。これであれば売り込みをしているわけではないので許されるのです。

 

特典をつけると行動を起こしてもらえる確率が高まる

 

ここで1つテクニックをご紹介します。コールトゥアクションでは、相手にリスクのない無料でできる行動を呼びかけます。

 

しかし、ここで「さらに特典をつける」ことで、希望する行動をとってもらえる可能性が飛躍的にアップします。

 

確かに無料であるというだけでも通常は魅力的なのですが、最近ではどこの企業でもこの手法を採用していて、目新しい施策ではなくなってきています。

 

そこで、さらに特典を追加することで、相手が断ることのできないオファーにすることができるのです。しかもその特典に動画を活用すれば、特典づくりに費用がほとんどかからないのでとても効率的です。

 

例えば、家庭教師が資料請求をしてもらいたいと考えた場合は、「無料で資料請求をしてくれた方には、私がこれまで行ってきた12時間分の特別授業動画をプレゼント」というようなかたちで特典動画をプレゼントしてあげるのです。

 

特典動画は何本配っても費用が発生しないので、無料でプレゼントすることが可能なのです。

 

学生は無料で特典動画がもらえるので断る理由がないでしょう。「無料だし損はないからとりあえずもらっておこう」と考えるはずです。これにより、資料請求を行ってもらうことができるようになります。

 

しかし、これも大量に公開された集客動画により、相手に先にメリットを与え、関心をもってもらえているからこそ上手くいく手法なのです。

 

コールトゥアクション動画を制作する

 

ここまで、集客動画は1〜3分程度の短い時間でなければならないと説明してきました。しかし、集客動画の中でも、例外的に長時間でも許される動画があります。

 

それは私が「コールトゥアクション動画」と呼んでいるものです。これは、その言葉の通り、相手に行動を呼びかけることを目的として作られる動画です。

 

どんな内容かといいますと、資料請求やメルマガ登録など、自分が希望する行動をとってもらうことのメリットを、できるかぎり多く伝えるというものです。

 

例えば、健康食品販売会社が自社のメルマガに登録してほしいと考えた場合に、メールアドレスを登録した場合のメリットを以下のように伝えます。

 

「本日から14日間にわたり健康に関する動画セミナーを無料でお届けします。メールセミナーでは、第1章で、独自のメソッドで生み出した健康管理法の概要が学べます。第2章では、多くの医者が実践している病気にならない食事法を学べます。第3章では○○が、第4章は・・・」というようにメルマガに登録することのメリットを、これでもかというほどにアピールしていくのです。

 

そして、最も重要なことは、動画の最後に「下記のフォームからメールアドレスを登録して、今すぐメールセミナーを受け取ってください」と行動を呼びかけることです。

 

行動の呼びかけを行うのと行わないのとでは、結果に大きな差が出てきます。

 

どんなにメリットを伝えたとしても、人はなかなか行動を起こそうとはしません。そこで、最後の一押しとして行動を呼びかけるのです。視聴者の背中を押してあげることで、ようやく行動を起こしてくれるのです。

 

そして、このコールトゥアクション動画は短時間である必要はありません。集客で活用する動画の中で、コールトゥアクション動画だけは時間が長くなっても問題ありません。

 

むしろ、短時間では行動を起こすことのメリットを伝えきれないので、必然的に長くなってしまうのです。

 

確かに長時間であれば途中で離脱される可能性は高くなります。しかし、最初に短時間の集客動画を入り口として、次の段階で視聴される動画であるため、すでに興味を持って見てもらえている状態なのです。

 

そのため、10〜30分程度の長さであっても許してもらえるのです。

 

コールトゥアクション動画の具体的な活用法

 

具体的な活用方法としては、2つの方法があります。

 

まず1つめは、全ての集客動画からコールトゥアクション動画への導線を作るというものです。

 

短時間の集客動画を見た人をコールトゥアクション動画へ誘導するために、動画内もしくは動画が置いてあるページ内に、コールトゥアクション動画のリンクを貼っておくのです。

 

そして、「もっと詳しく知りたい方はこちら」「さらに興味がある方はこちら」というようにそのリンクをクリックさせるのです。そうすることで、コールトゥアクション動画へ誘導します。

 

この方法はYouTubeなどの動画共有サイト内で行う施策として有効です。

 

2つめは、メルマガ登録用のWebページや資料請求用のWebページ内にコールトゥアクション動画を埋め込むというものです。

 

通常、上記のようなページでは文章で説明が書かれているだけ、もしくは少し写真が載っている程度であることが多いです。

 

そこで、このページにコールトゥアクション動画を置いておくことで、ページ訪問者に行動を起こさせる確率を高めるのです。

 

この方法はサイトやブログ、SNS内に集客動画を設置している場合に最適な方法です。

 

上記2つの活用法をまとめると以下のような導線になります。

 

1. 集客動画→コールトゥアクション動画→Webページ

 

2. 集客動画→Webページ(コールトゥアクション動画含む)

 

このように、短時間の集客動画を軸として、コールトゥアクション動画も上手く活用しながら、集客を行っていくのです。

 

戦略的に動画を集客に活用できるようになれば、競合他社を差し置いて圧倒的な成果を上げることができるようになります。


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