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組織の精神

組織の精神

組織の機能は天才ではなく凡人に非凡な成果をあげさせることにあります。
それは人の弱みを無意味化して、強みを最大限に発揮させることです。

 

つまり、組織の良否は成果中心の精神があるか否かによって決まります。
そして組織は以下の4点を満たさなければ健全な精神を持っているとは言えません。

 

@組織の焦点は成果に合わせなければならない
A組織の焦点は機会に合わせなければならない
B人事に関わる意思決定は組織の信条と価値観に沿って行わなければならない
C真摯さこそが唯一絶対の条件である

 

@組織の焦点は成果に合わせなければならない
成果とは長期的なものであり常にあがり続けるものではありません。
野球で言えば打率のことです。

 

バッターは十回中三回ヒットを打てば優秀だと評価されます。
しかし七回は失敗しているのです。

 

失敗をしない人を信用してはいけません。
彼はただ単に無難な仕事だけをこなしているだけであり、挑戦することから逃げているだけです。

 

弱みのないことを評価してはならないのです。
優れた人程多くの失敗を犯しますし、新しいことに挑戦をするものです。

 

A組織の焦点は機会に合わせなければならない
問題に焦点を合わせている組織は守りに入っていてそれ以上成長することができません。
組織は問題ではなく機会に焦点を合わせるべきなのです。

 

成果は組織の中ではなく外の世界にしか存在しません。
組織は機会に資源とエネルギーと時間を使うことによって成長していけるのです。

 

B人事に関わる意思決定は組織の信条と価値観に沿って行わなければならない
成果中心の精神を高く維持するには、配置、昇進、昇給、降格、解雇などの人事に関わる意思決定が管理手段として大きな役目を果たします。

 

そして組織には固有の信条とや価値観があり、人事の意思決定はそれに対して矛盾したものとなってはなりません。

 

矛盾していれば働くものが勘違いをしますし、また信頼を失うことになります。

 

C真摯さこそが唯一絶対の条件である
真摯さを絶対視することが健全な組織の条件です。
人事に関する意思決定においては真摯さという基準は絶対無視してはなりません。

 

特に真摯さに欠ける者をマネージャーにしては絶対にいけません。
真摯さの定義は難しいですが、以下の5つに該当する者をマネージャーにしてはなりません。

 

第一に、強みよりも弱みに目を向ける者
これは組織の基本的機能であり使命にも反します。
強みよりも弱みに目を向ける者をマネージャーにおけば組織は弱体化していきます。

 

第二に、何が正しいかよりも誰が正しいかに関心を持つ者
マネージャーの仕事は何が正しいかを分析することでもあります。

 

人の意見に左右されて本当の正しさを見失うような、もしくは人によって態度を変えるような人間はマネージャーとして不適合です。

 

マネージャーは人よりも仕事を重視しなければなりません。

 

第三に、誠実さよりも賢さを重視する者
そういう者は人として未熟で、その未熟さは後天的に改善されることは難しいです。
また、こういった人間を変えることもとても困難なことです。

 

第四に、部下に脅威を感じる者
マネージャーは部下の失敗の最終責任を負う覚悟があってはじめてマネージャーたりえるのです。

 

これは逆に言うと部下の成功を自らの成功と捉えることができるということです。
部下の成功に脅威を感じる者は責任を理解していませんし弱い人間です。

 

第五に、自らの仕事に高い基準を設定しない者
優れたマネージャーというものは自らに一流の仕事を要求します。

 

また、自らの仕事に高い基準を設定できなければ、他の者にも優れた仕事を要求することはできません。

 

そういった者にマネジメントされる人間は基準の低い狭い範囲の仕事をやらされることになります。

 

また他人に高い基準の仕事を要求しておいて自らは低い基準の仕事を行う者に信頼をよせる人間がいるでしょうか。

 

自分に甘く他人に厳しいという人間に人はついてきません。

 

いかに豊富な知識があり、いかに効率よく仕事をこなす者であっても真摯さが欠けていればそこで働く人間を破壊します。

 

組織の精神を損ない業績は低下するでしょう。
真摯さこそが唯一絶対の条件なのです。

 

 

組織の精神を健全に保つには以上の4項目を満たす必要があります。


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