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インパクトのある表現を使う

インパクトのある表現を使う

今回は、プレゼンテーションにおける「インパクトのある表現」について説明していきます。

 

この文章を読むことで、「聴き手の興味関心を得るためのインパクトのある表現」について学ぶことができます。

 

プレゼンテーションにおけるインパクトのある表現

 

プレゼンをするときに使う「言葉」や「表現」はとても重要です。

 

同じ内容でも、使う言葉や表現次第で聴き手が「興味・共感を示す」か、あるいは「うんざりしてしまうか」の分かれ道になることもあるからです。

 

最も多い失敗が、「業界の専門用語」などの難しい言葉を使うことです。さらに、難しい言葉を複雑な表現でプレゼンしてしまうこともあります。

 

確かに、業界によっては難しい言葉を使う必要がある場合もありますが、ほとんどの場合は「難しいプレゼン=聴き手の事を考えていないプレゼン」であり、「聴かれないプレゼン=つまらないプレゼン」になるのです。

 

難しい言葉を使う方がプレゼンターの質が高いように見えますが、実際は「つまらないプレゼンをする人」となり、逆効果なのです。それよりも、難しい内容を「簡潔」「簡単」で「身近な表現」に置き換えるからこそ、プレゼンターの質があがるのです。

 

では、どんな言葉を使うとインパクトのある表現になるのか、下記の4点を意識してください。

 

@簡潔・簡単にする

 

A具体的にする

 

B例え話にする

 

C感情を入れる

 

それぞれ説明していきます。

 

@簡潔・簡単にする

 

これは「専門用語を使わず、複雑な表現も使わない」という意味です。

 

プレゼンの途中で「難しい言葉」が出てきた瞬間、聴き手は思考が止まり、プレゼンに集中できなくなります。結果、プレゼンについていけなくなってしまうのです。

 

それを防ぐためには、簡潔・簡単にする必要があるのです。

 

A具体的にする

 

聴き手は想像をしながらプレゼンを聴いています。

 

なので、抽象的な話をしてしまうとイメージがしづらくなり、プレゼンに共感が出来ないのです。

 

B例え話をする

 

難しい言葉やイメージしづらい言葉を説明しようとすると、どんどん複雑な表現になりがちです。

 

そこで、「○○とは△△のようなものです」と説明することによって、簡潔かつ分かりやすく伝えることができます。

 

例え話を使うときに気を付けなければいけないのは、例え話も「シンプルに」、「誰でも知っているような」、「感情がうごくような」物を選ぶべきだということです。

 

せっかくここまでシンプルに分かりやすくという流れが出来ていても、例え話がつまらないものでは、逆効果になってしまいます。

 

例えば、iPodを説明する時に、性能を説明すると長々と難しい文章になりがちですが、「iPodはトランプ一組の大きさしかない」という表現を使うことによって、簡潔かつイメージしやすい言葉になるのです。

 

C感情を入れる

 

プレゼンをする場合に、普段使わないような固いイメージの言葉を選びがちですが、聴き手も感情を持った人だということを忘れないようにします。

 

プレゼン=ビジネスなので、ビジネス用語を使おうとしてしまい、つまらなくなるのです。これは、上記の専門用語という意味だけではありません。

 

例えば、「ちょっとした社員同士のいざこざなどの困りごとはありませんか?それがすごく簡単に・・・」と、一対一の営業トークでは感情の入った言葉を使っている人が、なぜかプレゼンになると「若干、社員同士のコンフリクトが発生していませんか?それが相乗効果を生むために・・・」など、難しく感情が伝わらない分かりにくい言葉を使ってしまうのです。

 

よって、プレゼンの中でも「感情を入れる」ことによって、聴き手の感情に訴えかけることができようになります。

 

例えば、ジョブズは「すごいんだ」「びっくりするくらい」など、普段から知り合いと話しているのと同じような表現でプレゼンをしています。そうすることによって聴き手も固くならず、感情に訴えることができるようになるのです。

 

プレゼンでも、思い切って言葉遊びをするくらいのつもりで感情を入れてみてください。それが、聴き手の感情を動かすことになります。

 

インパクトのある表現を使う1

 

<事例>
Xさんは樹脂素材メーカーの営業担当です。今回、プラスチックの新素材ができ上がり、様々な生産メーカーにプレゼンをしています。しかし、その素材はプラスチックとして様々な面で性能がアップしているものの、金額も高いためかなかなか生産メーカーでは受け入れてもらえません。

 

そこで、別の業界にもプレゼンをしていくことになりました。しかし、当初はプラスチック業界と同様のプレゼンを行っていたので、なかなかプレゼンを聴いてもらえませんでした。

 

つまり、プラスチック業界の業界用語を使っていたり、業界の商習慣を前提に話していたので、理解しづらいものになってしまっていたのです。

 

そこで、Xさんは一からプレゼンを見直すことにしました。そして、新素材のある特徴に気付きました。木材と同様の通気性があるというデータです。

 

それを踏まえ、Xさんは建築会社向けのプレゼンを作ったのです。

 

プラスチック業界の用語を使わず、聴き手の悩みを解消することを心がけ、『「今までの木材は通気性が優れているが加工しにくい」という悩みがあったと思います。しかし、この新素材なら通気性は◎◎%と木材と同様。しかも、加工はびっくりするくらい自由にできます。』と伝えたのです。

 

これにより、新素材に興味を持ってもらうことができ、試用までこぎつけることが出来たのです。

 

<解説>
Xさんは他業界に行っても、プラスチック業界の専門用語を使って同じようなプレゼンをしていました。そして、それを説明するために表現も複雑になっていたのです。

 

しかし、難しい部分を抜きにして、聴き手の立場で語り始めたことにより、一気に伝わりやすいプレゼンになったのです。

 

まとめ

 

・プレゼンをするときに使う言葉や表現は重要。同じ内容でも、使う言葉や表現次第で聴き手が「興味・共感」を示すか、「うんざりしてしまうか」の分かれ道になることもある。

 

・一番多い失敗が、「業界の専門用語」などの難しい言葉を使うこと。「難しいプレゼン=聴き手の事を考えていないプレゼン」であり、「聴かれないプレゼン=つまらないプレゼン」になってしまう。

 

・どんな言葉を使うとインパクトのある表現になるのか

 

@簡潔・簡単にする

 

A具体的にする

 

B例え話にする

 

C感情を入れる


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