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「要件」の書き方

「要件」の書き方

今回は企画書における要件の書き方について説明していきます。

 

この文章を読むことで、「要件の概要」「どのような点に気を付けて要件を書けばよいか」について学ぶことができます。

 

「要件」の概要

 

今回は、「要件」について説明して行きます。

 

ここでの「要件」とは、企画書の「実施案」をさらに詳しく具体的に述べる必要がある時に書いていくものです。

 

よって、企画書が社内向けなどの短い企画書であれば、省略されることもあります。

 

「実施案」を詳しく具体的に述べることは、長文になるような大型の企画書の場合によくあります。

 

例えば、ある商品のプロモーションをする場合の実施案が以下の4つであるとします。

 

1.ブランド戦略を立てる

 

2.広報戦略を立てる

 

3.広告戦略を立てる

 

4.販売促進戦略を立てる

 

要件では、これらをさらに詳細に具体的にしていくことになります。

 

「1.ブランド戦略」の要件:「全体のブランドイメージを設計する」「統一のロゴを作成する」「キャッチコピーを設計する」など

 

「2.広報戦略」の要件:「社内から盛り上げるために社内説明会を開催する」「テレビ・ラジオ・新聞・雑誌にプレスリリースをする」「ホームページ、フェイスブックページなどに新着情報として掲載する」など

 

「3.広告戦略」の要件:「広告代理店と出稿メディアの選定をする」「広告を作成する」「地域密着型の広告(チラシ、タウン誌など)を検討する」など

 

「4.販売促進戦略」の要件:「期間限定のキャンペーンを実施する」「会員制度を導入する」「販売ルートを開発する」「ノベルティグッズを製作する」「交流の場を作る」など

 

このように、実施案をさらに詳細に具体的にしていくこととなります。

 

 

また、「要件」を書く際にも、「実施案」を書く時と同様に、次の点に気を付けるようにしてください。

 

全体の流れを忘れないこと」「実現可能なことを書くこと」「変更の余地を残しておくこと」です。

 

「要件」の書き方1

 

【事例】
Aさんは玩具メーカーのマーケティングマネージャーです。

 

今回、新商品のプロモーションの企画書を会社の上層部へ提出しました。その中で、「実施案」に加えて「要件」も書いていくことになりました。

 

この新商品のプロモーションの実施案は以下の4つです。

 

1.ブランド戦略を立てる

 

2.広報戦略を立てる

 

3.広告戦略を立てる

 

4.販売促進戦略を立てる

 

これらをさらに「要件」で詳しく説明していくことにしました。

 

@ブランド戦略

 

会社の認知度はあるものの、新製品では認知度が低いため、認知度を上げるため斬新な統一ロゴを作成していく。

 

さらに、人気俳優を商品のイメージキャラクターに任命する。

 

A広報戦略

 

一気に話題になるように、イメージキャクターである俳優を活用し、テレビ、新聞、雑誌でのプレスリリースとマスコミを呼んでの新商品発表会を開催する。

 

社内も一致団結してプロモーションを図れるよう、社内向け商品説明会も行う。

 

B広告戦略

 

テレビCMと新聞広告を一斉に配信する。また、自社のホームページでもテレビCMのロング版を流す。

 

購買頻度が高い顧客層が見ているwebサイトにも広告を出稿する。

 

C販売促進戦略

 

販売促進戦略としては、玩具店に販売額に応じた販売奨励金を出すキャンペーンを行うのと同時に、新商品を購入した最終ユーザーにもイメージキャラクターのグッズを抽選でプレゼントするキャンペーンを実施する。

 

また、ツイッター及びフェイスブックを活用して新商品玩具の交流の場を作り、メーカーの開発者と実際に使っているユーザーとの交流を図る。

 

 

以上のように、Aさんは実施案をさらに詳細に具体的な要件にして、企画書を作成していったのです。

 

それによって企画書の内容がイメージできやすくなり、採用となりました。

 

まとめ

 

・「要件」とは、企画書の「実施案」をさらに詳しく具体的に述べる必要がある時に書いていくものである

 

・企画書が社内向けなどの短い企画書であれば、「要件」は省略されることもある

 

・「要件」を書く際も、「実施案」を書く時と同様に、「全体の流れを忘れないこと」「実現可能なことを書くこと」「変更の余地を残しておくこと」の3点に気を付けるべきである

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