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競争戦略B(後続企業の戦略) その1

競争戦略B(後続企業の戦略) その1

【後続企業の戦略】
リーダ企業がごく一部であるのに対し、後続企業はその他すべての企業が対象となるため、その数は膨大です。

 

実際には、ほとんどの企業がこの後続企業に分類されることでしょう。

 

自社の戦略を構築する場合には、自分たちがどういう立ち位置につけているのかを理解することが大切です。

 

一口に後続企業とは言っても、その種類はさまざまなのです。

 

後続企業を大きく分類すると、次の3つに分けられます。

 

・「チャレンジャー」企業
・「フォロワー」企業
・「ニッチャー」企業

 

競争戦略(後続企業の戦略)

 

 

チャレンジャーとは、リーダー企業に続く2番手3番手の企業のこと。

 

フォロワーとは、リーダー企業やチャレンジャー企業を尻目に、まずはそういった企業の真似をして収益力を高めるべき企業。

 

ニッチャーとは、ニッチ分野で独自の強みを発揮しつつ、スキマを狙って攻勢を強める企業のことですね。

 

いずれにしても、それぞれの特徴は異なります。

 

それぞれのタイプの企業がどのような個別戦略をとるべきなのかは後述するとして、ここでは後続企業がとるべき代表的な戦略についてご紹介しましょう。

 

そもそも後続企業は、リーダー企業とどのように戦うのかを中心に、戦略を構築しなければなりません。

 

そのうえで、次の3つの戦略が基本戦略となります。

 

・差別化戦略(低コスト戦略)
・集中戦略
・競争のルール変更(イノベーション)

 

競争戦略(後続企業の戦略)

 

 

もちろん、後続企業はこれらの戦略を選択的に行うのではなく、状況に応じて組み合わせて行うことが必要となります。

 

そのためには、あらかじめそれぞれの戦略について概要ベースで把握しておくことが必要です。

 

それぞれの戦略は、おおむね以下のような内容となります。

 

<差別化戦略(低コスト戦略)>
リーダー企業に打ち勝つためには、独自の路線で強みを発揮していくか(「差別化戦略」)、あるいはコストを下げる工夫をして顧客の心をつかむか(「低コスト戦略」)を選択しなければなりません。

 

もっとも、リーダー企業もコストを下げようとすることが予想されるため、リーダー企業が簡単には真似できないような方法を模索する必要があります。

 

<集中戦略>
体力勝負で挑んでもリーダー企業に勝つことはできません。

 

経営資源の総量で勝負するのではなく、特定の分野に資源を一点集中することで、ナンバーワンの製品あるいはサービスを獲得しようとするのが「集中戦略」です。

 

シェア1位の分野があることによって、ブランドの構築にも大きく寄与します。

 

<競争のルール変更(イノベーション)>
3つ目は、既存のルールを変更してしまうような「イノベーションを起こす」というものです。

 

競争のルールそのものが変われば、リーダー企業に対しても十分に勝つチャンスが生まれます。

 

インターネットの普及によって、ベンチャー企業でも大手企業に勝つことが可能となっている現状は、まさにイノベーションのおかげと言えるでしょう。

 

これらは、後続企業がとるべき基本的な戦略です。

 

すべての企業にとって、リーダー企業に勝つことだけが目的とはなりませんが、現状を維持したまま事業を行っていては、成長し続けることは難しいでしょう。

 

そうなると、さまざまなステークホルダーに対して、見限られてしまう可能性もあるのです。

 

企業は、適時適切な戦略を実行して、つねに高みを目指す必要があります。

 

 

【例題】
それでは、例題をとおして、後続企業の戦略についてより深く学んでいきましょう。

 

後続企業の規模はさまざまですが、企業の成長フェーズとして、今、どのような戦略をとるべきなのかを考えることが重要です。

 

状況に応じてピボット(方向転換)することも踏まえて、考え続けることが必要となるでしょう。

 

 

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